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 自然療法とは昔からある治療法で、自然のもの例えばハーブ、食事、水、大気などを使った療法のことをいいます。古くから世界中で色々な民間療法がありましたが、時間の流れとともに、民間療法から現代西洋医学になってきました。

  最も古い自然療法のひとつがインドで生まれたアーユルヴェーダ療法、次に中国で東洋医学が発展、日本においての療法には本来中国から伝われてきた漢方があります。

 同じ時期、ヨーロッパでは水療法、大気療法、アロマセラピー、ホメオパシー、ハーブ療法、関節マニピュレーション療法、菜食主義や食事療法などの複数の療法が同時に発展してました。

 歴史の浅いアメリカでは上記で紹介したようなヨーロッパの療法やネイティブアメリカンのハーブ療法などが混在していましたが、これらの自然療法が一つの療法制度に統一され、自然治療医学と呼ばれ始めました。

 自然療法と現代西洋医学の違いには「薬」を用いるか、用いないかと云う事がありますが、他にも哲学的な違いがあります。

 現代西洋医学では、人間の体は機械と同じく、パーツで分けられて、人間を全体的に診るというよりも、肝臓や心臓といったパーツで診てしまうことがあります。現代西洋医学では、客観的なエビデンスがなければ、病気の診断そして治療をしないケースが多いようです。現代西洋医学はどちらかと言うと、人間をより健康にすることや健康状態を守ることよりも、病気と闘うことを主とした医学です。

 一方、自然療法は人間の全体を診て、治療を検討します。また、治療するタイミングや病気の定義にも違いがあります。自然療法には、病気を治す目的もありますが、それよりも人間の健康維持または健康状態を向上することを主としています。自然療法では病気が完全に発生する前の段階から、言い換えれば未病の段階から利用できますので、病気を防ぐこともできます。